(株)アオキカヌーワークスは今年で創業53年を迎えます
日本の歴史のひとつの転換点であった1970年大阪万国博覧会が開かれた年、パドリング・スポーツがまだまだ珍しかった頃、カヌーとカヤック専門の「大きな夢を持った小さな会社」が誕生しました。
代表の青木勇は競技選手としてカヌースラロームに打ち込み、そのかたわらオリジナルの組み立て式ファルトボートを開発し、FRP成形技能士としてカヌーやカヤックを製造、その後製造と並行して、当時憧れのドイツ製パドルの輸入を開始しました。
現在ではヨーロッパ最大のカヌー&カヤックメーカードイツ「プリヨン」チェコの「ヒコ」やオリジナル・ブランドの「ブルーエース」など数々の優れたパドルスポーツ製品を日本へ紹介してきました。
1980年初旬、オーストリア・アルプスでゴムボート激流下り「ラフティング」を体験。強烈な刺激を受け日本でもコマーシャル・ラフティングの開催を決意。1985年全国の適した川を調査した結果四国・吉野川の大歩危/小歩危で日本初のコマーシャル・ラフティングをツアーをスタートさせ、今日全国で華盛りのコマーシャル・ラフティングの基礎を築きました。
一方、創立時よりパドリングレジャーの啓蒙普及を目的に始めた「アオキカヌースクール」は、2023年までに約17万人を指導し、多くの愛好家や著名なインストラクターを輩出、現在も「リバー・アドベンチャー・クラブ カヌースクール」として引き継がれ、カヌースクールとは別に、ラフティング・ガイドやカヤック・インストラクターの養成コースも置かれています。
また、創業理念の「パドリングの楽しさの啓蒙普及/自然を愛しカヌーを通じて真剣に遊ぶ」を掲げ、プリヨンカップスラローム大会の開催、又、すはらシーサイドハウスでのシーカヤック体験ツアーを通じてユーザーの皆さんとの交流をはかっています。
カヌーに関する事だけを仕事として続けた中で得た多くの実績とノウハウをエネルギーとして、未来に向かって、パドリングのすばらしさを応援くださった多くの皆様と新しい子供達の世代に提案し続けて行きます。
有難うございました。そして、これからもよろしく。
㈱アオキカヌーワークス 代表取締役社長 青木勇