和歌山シーカヤックブログ
2013.07.19
2013.7.19「ルート42シリーズ」観光案内、?番所庭園と不老橋
紀州の東照宮を見学した後近くにある名所を訪ねてみましょう。
番所庭園

和歌浦湾に突き出た岬にある芝生庭園です、庭園のある岬は江戸時代より紀州藩の海上への見張り番所が置かれた場所であったことから「番所の鼻」と呼ばれ、当庭園はその見張り番所の跡地です。この庭園は紀伊水道に浮かぶ大島、中ノ島、双子島を眼前に望む景勝の地であり、夕日の名所としても知られています。
所在地 - 〒641-0062 和歌山県和歌山市雑賀崎629
不老橋

番所庭園の近くにあるこのアーチ型の石橋、不老橋は徳川家康を祀る紀州東照宮の和歌祭の際に、紀州徳川家や東照宮関係者の人々が、御旅所に向かうために通行した「御成道」に架橋したものです。
橋台のアーチ部分は肥後熊本の石工集団の施工であり、勾欄部分の彫刻は湯浅の石屋忠兵衛の施工と推定され、雲を文様化したものが見られます。
江戸時代のアーチ型石橋は、九州地方以外では大変珍しいです。



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